核燃料サイクルのコスト

原子力発電の使用済み燃料については、埋めてしまう直接処分と核燃料サイクルによる再処理があり、現在の再処理政策を変更するか議論になっています。

今日の朝日新聞によると、直接処分と再処理のコスト比較で、10年前に行った試算が明らかになったそうです。

その試算が現在のものと大幅に違うというのであればまだ分かるのですが、過去の海外の試算はあっても、国内の試算は、現在まで存在しなかったようなのです。

僕などスーパーで買い物するときも、違うメーカーの価格を比較してしまいますが、何兆円ものお金を使うのにコスト比較をしていなかったというのは、とても信じられません。

コスト比較という基本的なことをやらなかった過去のでたらめな政策決定とは何なのでしょう。