逆襲

 次世代DVDの規格争いが、激しさを増しています。

 アメリカの映画会社パラマウント・ピクチャーズなどが、これまではブルーレイとHD-DVDの両方でソフトを販売するとしていましたが、しばらくはHD-DVDのみで販売するそうです。

 松下とソニーが中心のブルーレイは、録画時間の長さが長所で、東芝中心のHD-DVDは、価格の安さが長所です。

 その価格の安さを武器に、最近アメリカではHD-DVDプレーヤが販売を伸ばしているようで、そこが評価されたのかもしれません。

 また、東芝からパラマウントに相当のお金が動いたとも言われています。

 これまではブルーレイ陣営のほうが、支持する企業数や顔ぶれなどから、有利であると言われていましたが、わからなくなってきました。

 サムスンはしっかり両規格に対応していて、もしブルーレイが負ければ、松下とソニーサムスンあたりにごっそり持っていかれそうです。

 この規格争いの行方には興味津津ですが、僕は松下・ソニーに比べると少し弱そうな東芝を応援したくなってしまいます。