ソニーの危機

 2005年度の携帯型ゲーム機とそのソフトの売上が、据え置き型ゲーム機とソフトの売上を超えてしまいました。

 ソフトを除いたゲーム機だけで見ると、携帯型の売上は据え置き型の3倍以上です。

 気軽に遊べるだけでなく大人も楽しめるようなソフトを出している携帯型に比べて、据え置き型のゲームは難しくなりすぎたようです。

 また、パソコンでできるオンラインゲームの利用者も増えて、据え置き型は携帯型とパソコンに挟み撃ちにされ、巻き返しはかなり厳しそうです。

 ソニー据え置き型ゲーム機プレーステーション3(PS3)は今年秋の発売のようですが、ブルーレイディスク(BD)の切り込み隊長PS3が苦戦すると大変なことになるかもしれません。

 HD-DVDと次世代DVDの覇権を争っているBDのプレーヤやレコーダは、HD-DVDよりもかなり高そうですし、頼りのハリウッド映画会社は、状況によっては簡単に寝返りそうです。

 来年はソニーに、ベータマックスの悪夢が再び襲い掛かる可能性が高まりつつあるようです。