最近、A級戦犯の靖国神社合祀に対する昭和天皇のお気持ちが話題になっています。
A級戦犯には、本当に責任のあった人もいれば、死刑になったことがおかしい人もいるでしょう。
昭和天皇のお気持ちも、それぞれ違うはずです。
ただ共通していることは、罪人として裁かれ死刑になったことにより、日本は国際社会に復帰できたことです。
それまではどうあれ、最後は死を持って日本に貢献したと言えるかもしれません。
日本のためには、彼らは死んでも罪人であり続けなければ、彼らの死の意味がなくなります。
ところが靖国神社は、東京裁判を認めずに彼らを合祀しました。
合祀は彼らの死を犬死にする行為であり、昭和天皇はその辺にも不快感をもたれたのではないでしょうか。