自衛隊の悲劇

イラクに派遣されてがんばっている自衛隊の任務は、給水や医療支援などですが、イラクの人が望んでいるのは、インフラの復旧だそうです。

イラクの人の要望は、自衛隊の能力を超えていて、100%任務を遂行したとしても、失望や反感を買うかもしれません。

湾岸戦争では、お金しか出さなかったので感謝されなかったといわれましたが、今回は、人まで出したのに感謝されない可能性があります。

また、厳しい環境での自衛隊員の努力にもかかわらず、イラクの人に評価されないとなると、士気の低下を招き、イラクの人との衝突など、問題が発生するかもしれません。

真にイラクのことを考えれば、NGOなどに支援したほうがはるかに効率的だと思われます。

この悲劇は、最高司令官である小泉さんの判断の誤りでしょう。